【インフルエンザとワクチン】

 インフルエンザワクチンは、本当に効くのとよくきかれます。答えはイエスです。
 インフルエンザワクチンの有効性は疑う余地のないものです。欧米ではワクチンはインフルエンザ対策の中心に位置づけられています。日本のワクチンだけが効果がないはずがありません。日本でインフルエンザワクチンの効果がないような印象が受け入れられているのは、効果の判定に問題があるのです。
 以前日本で行われていた学童のインフルエンザワクチン集団接種では、インフルエンザの流行は確かに抑えられませんでした。したがって、ワクチンをうってもインフルエンザにかかるためにいかにも効果がないと思われがちですが、よく調べてみるとワクチンをうった人は、うたない人に比べて病気にかかったり重症化して入院するのを60%以上も予防できています。
 安全性の高いワクチンですので、喘息、心臓病、腎臓病、未熟児で生まれたこども等、特にインフルエンザにかかると重症になりやすいかた(ハイリスクグループ)は、ワクチンをぜひ受けてほしいと思います。受験生も老人もまた体力のない人も受けてほしいと思います。インフルエンザワクチンは、11月から12月に2回受けましょう。
 詳しくはかかりつけ医にご相談されるといいと思います。